こんにちは。薬剤師のHです。
今回も私の独断と偏見でおすすめの本を紹介させていただきます。
「手紙」 著:東野圭吾
全く罪の無い弟が「犯罪者の兄」を持っているということを理由に差別を受け、苦難に満ちた人生を歩んで行く。
人と人との繋がりや差別について深く考えさせられる作品です。
日々新聞等にとりあげられている自分には関係の無い様に見える事件であっても、いつの間にかこの物語の主人公(弟)の様な状況になってしまう可能性は十分にあるのだと感じました。
また物語の途中に出てくる、加害者の家族等に対する差別も含めたものが加害者への罰なのだという内容がとても印象に残りました。
機会があればぜひ御一読下さい。